白ナンバー車両
アルコールチェック義務化スタート
アルコールチェック義務化のポイント
アルコールチェック義務化 いつから?2023年12月1日より開始
アルコール検知器の供給不足により延期されていた、白ナンバーのアルコールチェック義務化は、2023年12月1日より開始されました。
アルコールチェック義務化 対象は?安全運転管理者選任事業所
白ナンバーのアルコールチェック義務化は、安全運転管理者選任事業所が対象です。安全運転管理者選任事業所とは、自動車5台以上(50ccを超える自動二輪車は0.5/1台で計算)、または定員11名以上の自動車を1台以上保有している事業所となります。法人単位ではなく事業所単位の車両台数です。
アルコールチェック義務化 罰則は?50万円以下の罰金
白ナンバーのアルコールチェック義務化に違反した場合は、安全運転管理者の選任義務違反となり、50万円以下の罰金が科せられます。安全運転管理者の選任義務違反とは、安全運転管理者および副安全運転管理者の選任を怠ることで、罰則は、違反者と法人の両方に科されます。もちろん、酒気帯び運転が発覚した場合は、より大きな罰則が科せられます。
アルコールチェック義務化 要件は?記録を1年間保存など
- 安全運転管理者は運転者に対し、運転の前後に目視およびアルコール検知器を使用して酒気帯びの有無を確認すること。
- 確認した記録を1年間保存(デジタルデータや日誌等)すること。
- 正常に機能するアルコール検知器を常備すること。
- 安全運転管理者とは?
- 安全運転管理者選任事業所ごとに安全運転管理者を1人選任し、管轄する公安委員会に届出をします。安全運転管理者は、安全な運転を確保するために、下記の業務を行わなければなりません。
- (1)運転者の適正等の把握 (2)運行計画の作成 (3)交替運転者の配置 (4)異常気象時等の措置 (5)点呼と日常点検 (6)アルコール検知器を用いた運転前後の酒気帯び確認 (7)アルコールチェックの記録1年と常時有効性確認 (8)運転日誌の備付け (9)安全運転指導
- 正常に機能するアルコール検知器とは?
- アルコール検知器は精度を維持するため、定期的なセンサー交換が必要です。機種により異なりますが、メーカーが定めるタイミングで交換しないと動作保証されませんので、ご注意ください。また、保守契約や消耗品の購入方法もチェックしておきましょう。
- アルコール検知器の感染症対策は?
- アルコール検知器のタイプによっては複数人で共有しますので、ウィルス感染を心配されるお客様もいらっしゃいます。各メーカーでは、お客様が安心して測定できるよう、専用の使い捨て紙ストローや専用のノンアルコール除菌・洗浄剤などの用意をしています。
- メーカー別 消耗品一覧
アルコールチェッカーの選び方
アルコールの検知方法は?呼気採取
アルコール検知器のアルコール検知方法は、吐く息で体内の残留アルコール値を測定する呼気採取です。
アルコール濃度の測定方法は?主に2種類のセンサー
アルコール検知器のアルコール濃度の測定は、「燃料電池式センサー(電気化学式センサー)」か「半導体センサー」が用いられます。精度と耐久性から業務で使用する場合は、燃料電池式センサー(電気化学式センサー)が適しています。半導体センサーは価格が手頃ですが、業務向きではありません。2つのセンサーのメリット/デメリットは、下記をご確認ください。
燃料電池式センサー(電気化学式センサー)
- メリット
- 高精度、耐久性に優れている。
- 保守校正サービスが整っている。
- デメリット
- 半導体センサーに比べると高額。
半導体センサー
- メリット
- 手頃な価格で購入できる。
- デメリット
- 寿命が短い。
- 呼気中のアルコールに近い成分に反応しやすい。
アルコール検知器の種類は?点呼を行う場所で選ぶ
アルコール検知器の種類は、大きく分けて据置型・携帯型・アプリ連動型があります。アルコール検知器を使用する場所は、点呼を行う場所です。「自社がどんな運用方法で点呼を行っているか」また、「どんな運用方法で点呼を行いたいか」を踏まえ検討する必要があります。
アルコール検知器協議会認定機器とは?団体が定めた基準をクリアした機器
アルコール検知器協議会(J-BAC)が定めた技術基準をクリアしたアルコール検知器です。テレコムではアルコール検知器協議会認定機器を販売しております。
自社に合うアルコール検知器は?シミュレーションでわかる
商品シミュレーションをご利用いただくと「外出先で使用したい」 「測定中の顔写真を残したい」 「市販のストローを使用したい」など、ご希望にチェックを入れていただくだけで、自社に合うアルコール検知器がその場でわかります。
商品選びに迷ったら?Part2お役立ち動画
テレコムのYouTubeチャンネルでは、測定準備や直行直帰の点呼方法など、アルコールチェッカーに関する動画の配信をしています。ぜひ、ご活用ください。
商品選びに迷ったら?Part1無料オンラインセミナー
現在、過去にテレコムで開催した「ケース別でわかるアルコール検知器の選び方」無料オンラインセミナーのアーカイブをご視聴いただけます。アルコールチェック義務化のポイントなどもご説明しておりますので、ご希望の方は、お申込みください。
業務用アルコール検知器一覧
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