モトターボ デジタル無線システム
MOTOTRBO™
一般業務用無線機
【モトローラ】
大学、大型商業施設、大規模な工場などの広大な敷地もカバー。専用周波数で通信できるデジタル無線システム。

モトターボが選ばれる3つのポイント
- ポイント1導入実績
- モトターボは、世界で600万台以上の導入実績のあるモトローラ製 DMR(Digital Mobile Radio)規格のデジタル無線システムです。中継器対応なので広大な敷地もカバーします。
- ポイント2電波干渉なし
- モトターボは、1社専用の周波数が割当られるので、災害時に強く、電波干渉がほぼありません。設置工事は必要ですが、ランニングコストが安いので、BCP対策にもおすすめです。
- ポイント3グループ分け
- モトターボは、グループを複数に分けたい工場などでも効率よく使えます。また空いているスロットに自動割当され、多くのチャンネルが必要な競技場の警備などでも有効です。
大型施設でモトターボが選ばれる理由
1周波数で2チャンネル分
送信時間半分でバッテリー長持ち
従来機では、2つのグループが通信する場合、周波数も2つ必要でした。モトターボなら、1つの周波数で2グループ通信できるTDMA 2多重方式により、周波数を有効利用できます。また、TDMA 2多重方式は1つの周波数を時間軸で区切って使用するため、送信時間が半分で済むので、無線機のバッテリーが長持ちします。
従来機
モトターボ
中継器で通信エリア約2倍
通信が届かなかった不感地帯を解消
従来機では、無線機同士でしか通信が行えなかったため、通信できるエリアが狭く、不感地帯がありました。モトターボなら、基地局/リピータ(中継器)運用で、通信エリアを従来機の約2倍に拡張、今まで通信が届かなかった不感地帯を解消し、チャンネル切替不要で運用できます。
従来機

モトターボ

ニーズに合わせた運用方法
モトローラIP無線との連携
モトターボのデジタル無線システムは、基地局/リピータ(中継器)とモトローラのIP無線 WAVE PTXとの連携が可能です。WAVE PTXは、スマートフォンと無線機の通信が可能になるアプリなので、運用方法が拡がります。
商品紹介
MOTOTRBO™
一般業務用無線機
【モトローラ】
通信範囲目安:敷地内免許+資格デジタル/アナログ1社専用周波数の割当TDMA 2多重方式スロット自動割当中継器対応一斉/個別/グループ通話WAVE PTX連携
モトターボ導入事例
モトターボはこんな施設におすすめ
大学・福祉施設・介護施設・テーマパーク・遊園地・アミューズメントパーク・動物園・ゴルフ場・リゾート施設・旅館・ホテル・ショッピングセンターやホームセンターなど大型商業施設・バスターミナルなど交通機関・公共施設・大規模な工場・大型物流倉庫・競馬場・競輪場・ボートレース場・競技場・スタジアムなど
モトターボの導入フロー
約1か月ご提案 | 現状の悩みやご希望をヒアリング、ニーズに沿った運用方法をご提案。 |
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約1か月通信テスト | 混線しない電波を利用できるよう、事前に通信テストを行いエリア調査。 |
約3~6か月各総合通信局に交渉 | 開設計画書の提出、運用計画の説明など、電波利用のお伺いをたてる。 |
約1か月予備免許 | 申請書類審査に合格、無線機の予備免許状が交付され、落成検査を実施。 |
約1か月無線従事者登録 | 無線設備を操作するために総務省へ届出。 |
約1か月登録点検 | 電波法の基準に違反していないか、事前の申請内容と相違がないか、などを点検する落成検査。 |
約1か月本免許 | 落成検査に基づく最終審査に合格、無線機の本免許状が交付される。 |
以降運用開始 | 無線機の設置工事、運用サポート、お客さまが無線機を便利に使えるよう保守。 |
- モトターボの導入まで、上記のスケジュールで約8~11か月かかります。
- 一般業務用無線機の利用には、無線従事者として、第3級陸上特殊無線技士の資格を取得していただく必要があります。
- 無線機の利用時間によって、第3級陸上特殊無線技士資格を所有する人数に決まりがあります。24時間運用の場合で3~4人。
一般業務用無線は、主に公共性の高い団体向けに総務省より周波数を割り当ててもらい運用する無線機です。鉄道・バス・地方自治体・消防・警察・放送局連絡波・公営ギャンブル・電力・ガスなど、各種業務によって使える周波数帯域が割り当てられます。基本的には混信しないよう、事前にエリア調査などを行った上で開設要望を総務省に提出します。
また、周波数は全国をエリアごとで分けて割り当てられ、免許状で運用可能なエリアが厳格に定められています。例えば移動範囲を関東総合通信局管内で免許をもらっている団体が長野県内で運用した場合、移動範囲逸脱運用となり電波法違反となります。
運用には、無線従事者(第3級陸上特殊無線技士などの制定された国家資格を有し、無線設備の操作又はその監督を行う者)がその団体に所属している必要があり、従事者の必要人数は、無線局の運用方法により異なります。
モトターボ対応のモトローラ無線機と中継器

一般業務用無線機モトローラ
XiR E8608i
- チャンネル数:64ch(デジタル/アナログ)
- 送信出力:5W(VHF)、1W/4W(UHF)
- 持続時間:12時間(バッテリーPMNN4440A使用)
- サイズ:約W63×H100×D34mm
- 重量:約254g

一般業務用無線機モトローラ
XiR P8668i
- チャンネル数:最大1000ch(デジタル/アナログ)
- 送信出力:5W(VHF)、1W/4W(UHF)
- 持続時間:11時間(バッテリーPMNN4406使用)
- サイズ:約W55×H130×D36mm
- 重量:約356g

一般業務用無線機モトローラ
XiR P6620i
- チャンネル数:256ch(デジタル/アナログ)
- 送信出力:5W(VHF)、1W/4W(UHF)
- 持続時間:12時間(バッテリーPMNN4415使用)
- サイズ:約W56×H122×D39mm
- 重量:約375g

一般業務用無線機モトローラ
XiR M6660
- チャンネル数:128ch(デジタル/アナログ)
- 出力:1-25W
- 電源:DC13.8V
- サイズ:約W169×H44×D134mm
- 重量:約1.3kg

基地局/リピータ(中継器)モトローラ
SLR 5300
- 最大伝送速度:9600bps(デジタル)
- 送信出力:最大50W
- 電源:AC100V 50/60Hz、またはDC+13.8V
- サイズ:約W483×H44×D370mm
- 重量:約8.6kg