無線モバイルIPフォン
導入事例
社会福祉法人 よし乃郷様
Case study
些細なことでも情報共有。
その場を離れず応援を呼べる。IP200Hで介護サービスの向上と職員の負担を軽減。
Profile
社会福祉法人 よし乃郷様は、よし乃郷グループの馬場眞美子理事長を中心に、埼玉県のときがわ町、鳩山町を拠点とした、病院や介護施設など7つの施設と給食センター(眞美セントラルキッチン)が連携して、医療・介護・予防・生活支援が一体となった事業を展開、地域包括ケアシステムを確立させながら保健・医療・福祉の貢献に取り組まれています。
無線モバイルIPフォンの電話の外線と一斉通信のトランシーバー機能が1つで使えるところを特に気に入っていただき、IP200Hを採用されました。現在24台を運用されていて、「外線の取次がスムーズになった」 「入浴介助などがある施設でも安心して使用できる」など、お話をお聞きすることができました。
- 導入機種
- IP200H×24台(携帯機)、IP200PG×2台(受付インターホン用)、VG-PG4×1台(アクセスポイント制御用)、SP-7100VN×1台(電話機制御用)
- 社会福祉法人 よし乃郷
- 開 設:2000年4月
- 施設長:馬場節生
- 所在地:埼玉県比企郡ときがわ町五明1449-2
- 入所定員:84名・ショートステイ定員:10名
- URL:http://yosinosato.info/
- 取材先
- 事業部長 大石暁様
- ※役職等、掲載情報は全て取材当時のものです。
導入のきっかけ
IP200Hを導入したきっかけを教えてください。
IP200Hを導入する以前は、各フロアの職員が一か所に集まり、口頭による伝達が中心でした。その場合、ミーティングのために作業を止めて移動しなければならなかったり、感染症が発生した場合には、集まって行うミーティング方法は、感染拡大のリスクを高めてしまいます。
かといって、既存の電話やスマートフォンでは、1対1の通話となり効率が悪いですし、Zoom等では、オンラインミーティングができる環境の場所に移動する必要があることから、職員同士の情報伝達方法に限界を感じていました。
なにか円滑にコミュニケーションが取れる連絡手段を見つけなければと、当時は焦っていたと思います。
よし乃郷 職員様
導入の決定
IP200Hに決定した理由を教えてください。
電話の外線と一斉通信のトランシーバー機能が1つで使える点です。「外線を受けられるようにしたい。トランシーバーのような一斉通信機能もほしい。」と、欲張りな要望に応えることができる商品だったからです。
また、操作方法もとてもシンプルで、誰もが扱いやすかったこと。
そして、イヤホンマイクを使用するので、施設利用者には聞こえず、プライバシーの保護も図られます。
さらに、衝撃や防水性も高いため、入浴介助などがある施設でも安心して使用できる。
ということが、IP200H採用の決め手となりました。
外線も受けられて操作もシンプル
導入の効果
IP200Hをお使いになって、いかがでしょうか?
IP200Hを使ったスタッフミーティングは、その場で参加できるため、職員の集合するタイミングや各フロアからの移動時間が短縮され、業務効率化につながりました。
次に外線の取次がスムーズになりました。以前は、職員一人一人に連絡していくか、各フロアまで直接声をかけに行かないとなりませんでしたが、現在は、「外線保留 一斉通信で全職員へ呼びかける返答のあった職員に外線を取次する」といった流れで、保留時間を短く取り次げるようになりました。
また、既存の電話機に比べ、通話品質が高く、聞き取りやすくなったことも良かったです。
IP200Hを導入して、一人から多数への連絡がスムーズにできるようになり、緊急時やアクシデントの時には、その場を離れず、すぐに応援を呼べるようになりました。
また、「〇〇さん、お孫さんに会いたいと寂しそうにしていました」など、小さな情報でも職員間で共有しておくことで、その時の施設利用者の気持ちに配慮しながら対応することができるようになりました。
そして、職員間のコミュニケーションが円滑に行えるようになったことで、職員の業務負担を軽減することができました。
その場でミーティングに参加できる
作業の手を止めることなく、いつでも話せる
導入機種
アイコム 無線モバイルIPフォン IP200H
通信範囲目安:全国免許不要Wi-Fi使用可GPS(LTEのみ)割込み通話録音再生Bluetooth®防塵防水IP57
全国一斉通話ができるIP無線に無線LAN通話、内線・外線通話ができるIP電話が1台になった無線モバイルIPフォン。出先からも会社の電話番号で発信可能。