中継器にもなる簡易無線機
IC-DU7505N
デジタル簡易無線機 免許局
【アイコム】
Bluetooth®搭載で車載型でもワイヤレス接続が可能に。IP接続・中継器対応なので通話範囲も拡大。増波モデル。
※「IC-DU7505」IP接続非対応モデルもございます。

IC-DU7505Nが通話範囲を拡大できる2つの理由
IP接続に対応
通信目安が約10kmに
遠隔制御の運用例
ビル高層部に送受信機を設置し、操作機からリモート制御することにより、屋外のIC-DU7505N車載器との通話など、広域通信(目安:約10km)が可能に。
- 地上ビル内
- 中継器:IC-DU7505N + 電源PS-230A
中継器:IC-DU7505N + 電源PS-230A - 地上ビル外
- 車載器:IC-DU7505N
地下・地上階などOKに
エリア拡張の運用例
地下と地上階の通信など、電波の届きづらい場所では、IC-DU7505NのIPネットワーク接続により、地下の携帯機とも通話が可能に。
- 地上ビル内
- 中継器:IC-DU7505N + 電源PS-230A
- 地下ビル内
- 中継器:IC-DU7505N + 電源PS-230A
携帯機:携帯型 デジタル簡易無線機(増波モデル)
携帯機の通話エリア拡張
中継器動作の運用例
IC-DU7505Nを中継器として運用することで、携帯機同士の通話エリアが拡がり、広範囲で通話が可能に。
- 地上ビル内
- 中継器:IC-DU7505N + 電源PS-230A
携帯機:携帯型 デジタル簡易無線機(増波モデル) - 地下ビル内
- 中継器:IC-DU7505N + 電源PS-230A
携帯機:携帯型 デジタル簡易無線機(増波モデル)
※通話距離は条件により異なります。高層部への空中線設置は、業務上必要な広さにエリア拡張する場合に限ります。
※「IC-DU7505」IP接続非対応モデルもございます。
中継器に対応
通信距離が約2倍に拡大
簡易無線機同士の通信距離の目安は1~4kmの範囲と言われておりますが、中間地点に中継器(中継装置)を設置することにより、中継器を返しての通信が可能になり、通信距離を約2倍に拡大できます。IC-DU7505Nは、中継器利用に対応した無線機です。

増波モデルの簡易無線機とは?
簡易無線機は、同じチャンネルを設定している同士が通信できる仕組みになっています。昨今、利用者の増加により、イベント会場などでは、チャンネル不足や通信の混信が問題になっていました。そこで、増波と呼ばれる無線機の周波数帯、利用できるチャンネル数を増やす取り組みが行われています。
デジタル簡易無線機 免許局の場合は、チャンネル数が65chから10ch追加され75chに。さらに中継器も利用できるようになり、中継器用に10ch追加され、合計85chが利用できるようになりました。
この追加されたチャンネルの利用には、増波に対応したモデルの無線機が必要です。IC-DU7505Nは対応しておりますので、増波モデルの簡易無線機になります。
免許局 | 467MHz帯 | 65ch → 75ch |
---|---|---|
中継器用 | 465MHz帯 468MHz帯 | なし → 10ch(上り) なし → 10ch(下り) |
※上りと下り2つのchで1セット |
商品紹介
IC-DU7505N
デジタル簡易無線機 免許局
【アイコム】
※「IC-DU7505」IP接続非対応モデルもございます。
通信範囲目安:~10km免許局5W(1W)75ch+10ペアch(中継用)IP接続中継器対応サブチャンネルPTTBluetooth®VOXエマージェンシー秘話コードユーザーコードショートメッセージ防塵防水IP54
IC-DU7505Nの仕様
送信出力 | 5W(1W) +20% -50% |
---|---|
交信距離 | ~約10km(条件により異なります) |
周波数範囲 | 465/467/468MHz帯 |
チャンネル数 | 75ch+10ペアch(中継用) |
電源電圧 | DC13.8V ±10%、DC26.4V ±10% |
消費電流 | DC13.8V 待受時:0.8A以下 、受信時:1.6A以下(4Ω負荷、VOL_MAX時)、5W送信時:2.5A以下 DC26.4V 待受時:0.6A以下、受信時:1.1A以下(4Ω負荷、VOL_MAX時)、5W送信時:1.8A |
サイズ | W125.0×H29.0×D181.0mm |
重量 | 約1080g |
使用温度範囲 | -20℃~+60℃ |
スピーカー出力 | 4.0W以上(負荷インピーダンス4Ωにて10%歪時) |
防塵防水性能 | 防塵防水IP54 |
簡易無線 免許局は、基本的にはどの団体でも簡単に免許の取得ができる無線機です。無線従事者をおく必要もなく、総合通信局へ免許の申請をすることにより利用できますが、無線機1台ごとに免許が必要です。他人名義の免許で利用することは違法で、通信相手は基本的に同一団体同士しか許可されていません。他社間通信は別途届出が必要。
申請手続きには、免許申請書と各種書類を提出します。申請後審査が行われ、問題がなければ1か月程度で免許状が交付されます。増設、再免許、社名や住所変更なども新設と同様の手続きが必要です。有効期間は通常5年で、引続きご利用の場合は、有効期間満了の6か月前から3か月前の範囲内で再免許の申請が必要です。