Dr.ライセンス
導入事例
小杉造園様
Case study
全車両一括管理
「ちょっと」の手間が負担になる。それを解決してくれたのが展示会で出逢ったDr.ライセンスでした。
Profile
小杉造園様は、大正時代より植木生産業に携わり、昭和初期には植木職として発展。以後、造園事業者として幅広く展開されています。造園業界で唯一の自社研修所をつくり、積極的に若手技術者を育成。国際技能競技大会の造園部門で金メダルを獲得されたことがあるほど、世界に誇れる技術をお持ちです。
小杉造園様の宝である職人さんの安全を守ることはもちろん、アルコールチェックの義務化と2024年問題 時間外労働の上限規制もあり、出退勤時間がバラバラの職人さんの管理に最適なシステムはないかと展示会に行かれ「Dr.ライセンス」を見つけていただき、全車両(4事業所28台)に導入されました。
- 小杉造園株式会社
- 設 立:1943年
- 代表者:代表取締役 小杉左岐
- 所在地:東京都世田谷区北沢1-7-5
- 従業員数:90名
- URL:https://kosugi-zohen.co.jp/
- 取材先
- 代表取締役 小杉左岐様
管理営業第一部 部長 山下学様
総務部 副部長 小杉重幸様 - ※役職等、掲載情報は全て取材当時のものです。
導入のきっかけ
システムの買い替えを検討したきっかけを教えてください。
アルコールチェックの義務化に向けて、運用体制を検討していたところでした。早くからアルコール検知器とクラウド式の管理システムを導入してはいたのですが、ちょっと使いにくかった。その「ちょっと」のことが、ドライバーにも管理者にも負担になっていました。
もう一つは、2024年問題 時間外労働の上限規制です。これまでの手書きの出勤簿から、給与システムと連動した勤怠管理システムに切り替えようとしていました。
職人の出退勤時間はバラバラです。正確に管理しておかないと、あと何時間働けるのかわからなくなってしまいます。ところが勤怠管理システムの入力を忘れてしまうことが多いんです。そこでトラックの出庫帰庫時刻を目安にしようと思っていました。
お話を伺った 山下様(左)、小杉様(中)、代表取締役 小杉様(右)
導入の決め手
Dr.ライセンスに決めた理由を教えてください。
手間なくアルコールチェックの管理とトラックの出庫帰庫時刻を目安に勤怠管理ができる使い勝手の良いシステムはないかと展示会に行ってみたら、ドンピシャのもの「Dr.ライセンス」があったんです。
2023年10月の展示会だったので、アルコールチェックの義務化開始まで約2か月しかありませんでしたが、ドライブレコーダーが1台でも稼働していればシステムは使えますし、アルコール検知器の確保はテレコムさんが頑張ってくれたので、なんとか間に合いました。
車両に取付けたDr.ライセンスのドライブレコーダー
導入の効果
ドライバーと管理者の負担は減りましたか?
これまでのストレスから解放されました。
アルコールチェックの人数に制限がないので助かりますし、Dr.ライセンスと自動で連動できるアルコール検知器「NEO BLUE」は、簡単で良いとドライバーからも好評です。全ドライバー分、導入しました。
Dr.ライセンスと連動できるアルコール検知器 NEO BLUE
安全運転教育についてはいかがでしょうか?
これまで大きな事故は無かったので、あまり意識していなかったというのが正直なところでした。ところがDr.ライセンスを導入して、脇見や一時不停止がけっこう検知されたんです。また、まれに居眠りが検知されることも。人によって傾向が違うので、運転の癖なのでしょう。
脇見の改善走行中に操作することは無いのですが、スマホをカーナビ代わりにしているので画面が小さいのかもしれないと気づき、見やすいよう取付け位置を変更したら、改善の効果がありました。
一時不停止の改善一時停止を完全停止していないことが多くあると気づきました。事故につながる恐れがありますし、万一の時には過失割合に影響するかもしれません。全社に注意を促すことで、改善できて良かったです。
居眠りの改善休憩を促したり、スケジュールを見直したりと管理側にもできることがあると気づきました。改善できて良かったです。
ドライバーとしての感想はいかがでしょうか?
Dr.ライセンスの自分自身で運転の振り返りができるところが、管理者に注意されるよりも、効果があるように思えます。本人は無意識だったので「自分はこんな運転をしているんだ」とわかった時は驚きでした。
はじめて車内カメラが付いた時は、正直抵抗がありました。その見られているという緊張感は、結果として良い方向に作用していると思います。
Dr.ライセンスでドライバーさん自ら安全運転の意識向上