車内置き去り防止安全装置
導入事例
都筑ヶ丘幼稚園様
Case study
園児にもストレスフリー。
かくにん君は柔らかいチャイムと音声で車内点検を促してくれるので、子どもたちも怖がりません。
Profile
横浜市都筑区にある学校法人柏木学園 都筑ヶ丘幼稚園様は、2歳のプレ保育から5歳の年長クラスまで、約300名が通園しています。
通園バスは、4台×8コースを運行しており、2023年4月からの送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置の装備義務化に伴い、全車両に「車内点検サポートシステム かくにん君」を搭載されました。かくにん君は、いかにも警報という音ではなく柔らかいチャイムと音声で、子どもたちを怖がらせることなく運用できるとのことです。
- 学校法人柏木学園 都筑ヶ丘幼稚園
- 創 立:1969年
- 理事長:柏木照正
- 所在地:横浜市都筑区川和町2699
- 園児数:約300名
- URL:https://www.kashiwagi.ed.jp/tsuzuki/
- 取材先
- 理事長 柏木照正様
学監 武尾睦様
総務課長 菅谷誠宏様 - ※役職等、掲載情報は全て取材当時のものです。
導入のきっかけ
かくにん君を採用された理由をお聞かせください。
柏木
子どもたちをお預かりする立場としては当たり前のことですが、安全に関しては、これまでも細心の注意を払ってきました。バスの降車時は、目視で確認をすることを徹底しています。
菅谷
具体的にいうと、子どもたちを降ろす時、添乗の先生が人数をかぞえます。確認が終わると、ドア横の窓に「車内確認済」の札を掲示します。
運転手は、車内の忘れ物をチェックしながら座席の消毒をして回ります。そしてドア横とは別に、運転席前のダッシュボードに「車内確認済」の札を掲示します。こうしてダブルチェックをしています。
柏木
その一連の流れの中で使え、操作が簡単なものでないといけません。先生たちが機械の操作に気を取られて、子どもたちのケアがおろそかになっては本末転倒です。
いまやっている流れの中に自然に取り入れられるものということでかくにん君の導入を決めました。
お話を伺った 武尾様(左)、柏木様(中)、菅谷様(右)
降車ダブルチェック後の「車内確認済」の札
導入までの経緯
かくにん君導入までの経緯をお聞かせください。
柏木
2022年12月の公布から2023年4月の義務化施行まで、あまり時間がありませんでした。すぐに情報収集を始め、問合せをしたり、紹介してもらったりしましたが、明確な納期を答えてくれるところがありませんでした。
武尾
卒園式や入園式があり、立て込んでいる時期でした。年度内に取り付けて新年度を迎えたかったのですが、そのためには補助金申請の実績報告書を4月3日までに提出しなければなりませんでした。
2月中旬にテレコムさんからご案内をいただいた時に「在庫はあるのか、今年度中に取付けできるのか」を念押ししましたが、「大丈夫です」と即答してもらえました。すぐに発注してスケジュールを詰め、補助金申請に必要な書類も素早く提供してもらえたので、実績報告書の提出までスムーズに終えることができました。
菅谷
取付け工事も、園の都合に合わせてくれたので助かりました。
車両後方、上部に点検ボタンを取付け
ワゴン車の点検ボタン取付位置
車内点検サポートシステム かくにん君搭載車ステッカー
導入の効果
かくにん君をお使いになって、いかがでしょうか?
菅谷
まだ使い始めたばかりですが、負担なく使えています。
朝は、園に着いたタイミングでアイドリングせずにエンジンを切ります。そうすると、子どもを降ろしている間にチャイムが鳴りはじめますが、かくにん君は柔らかいチャイムと音声で車内点検を促してくれるので、子どもたちもビックリしないようです。いかにも警報という音だったら、慌てて止めに行きたくなってしまうかもしれませんね。
都筑ヶ丘幼稚園 バス運転手の皆様
導入機種
レゾナントシステムズ 車内点検サポートシステム かくにん君
降車時確認式国交省ガイドライン適合安全装置の設置義務化対応補助金対象12V/24V車SOSボタン(OP)
置き去り防止安全装置の設置義務化対応。シンプルな運用で送迎バスの車内点検をサポートするバス置き去り防止安全装置。