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デジタルタコグラフ導入事例

富士通車載ステーションMBCDで経営改革

浜一運送株式会社様(横浜市金沢区)では、保有車68両全車にデジタルタコグラフを装着し、エコドライブ実践から経営改革につなげている。 野路功・執行役員管理部長は「ドライバー同士がデジタコの点数を比較し、安全や燃費について活発に話し合うようになった」とメリットを話す。

横浜市中央卸売市場南部市場内に本社を置く。
同市場が開設された1973年に設立。四トン車が9割を占め、全車が冷凍冷蔵車。主に同市場から関東エリアの大手スーパーの物流センター・店舗向け、地方市場向けに鮮魚を輸送するほか、市場構内の荷役作業を全て行っており、フォークリフト60両を保有しているのが特徴。

高速道路を走るトラック昨年1月、全車に「富士通車載ステーションMBCD-コミュニケーション」を導入。 村木寛之・営業部副部長によると「運転状況が数値で出るので、ドライバーの反応が良かった。」 毎月の平均点数、前月比を表示してレベルアップを図っている。ボーダーラインは85点だが、今では全ドライバーが90点以上の高得点を維持。また速度、エンジン回転数が規定値を越えると、違反指導書が出る仕組みだ。

安全面では、 「追突事故がゼロになった。スピードを出さないと事故が減ることをデジタコで実感した。」 と村木氏は驚く。 野路氏も 「事故は、利益を生まない費用。事故をなくすことで保険料割引率のアップも期待できる。」 と笑顔をみせる。 燃費は、導入前後で10%以上改善。四トン車で1リットル当たり平均 5.7キロを達成した。

ドライバーのやる気が経営を変える

ドライバーは、それぞれ勤務時間が異なり、全員を集めた会議や研修を開催しにくい。「違反指導書を見ながら、ドライバー同士が自主的に話し合うようになった。運転を数値で確かめたり、比較し合ったりすることが効果的。安全・燃費もさることながら、ドライバーに『やる気』を起こさせていることが経営に大きな影響を与えている。」と野路氏は強調する。

一方、荷主からの温度履歴に関する問い合わせにも素早く対応できるようになった。温度グラフの帳票類も出力できるため「一運行の中で、いつ、どこで、何があったのか、すぐに取り出せる。問い合わせにもすぐ答えられる」と村木氏はいう。

事業作業の効率化も実現。野路氏は、「燃料費や高速道路通行料金の計算のほか、休憩時間や時間外労働も分かるので、給与計算がしやすい。」積み荷の数量も入力しており、請求項目によって重量、パレット、ケースのそれぞれの単位に分けて入力する。「今後は、請求業務にもデジタコを活用していく。」と、次の展開も視野に入れている。

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