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デジタコ+ASP位置管理システム導入事例

IT機器でニーズに対応。荷主に選ばれ勝ち残れ!

「努力なくして安全なし 安全なくして利益なし」を社是に掲げるセイホー運輸(新田俊光社長、神奈川県座間市)では、デジタルタコグラフASP方式の位置管理システムで高品質輸送を実現している。

関東エリアに五拠点を持ち、主に食品配送を展開、冷凍車を中心に百六両を保有する。食品配送は時間との戦いだが、速度オーバーや危険運転は防がなければならない。 荷主からの納品時間や温度状況の問い合わせにも、迅速、正確に答える必要がある。

このために導入したのが、富士通製のデジタコ。まず、販売会社のテレコム(堀越武政社長、横浜市港北区)から昨年11月に30車両分を購入。順次増やし、ことし九月には保有車の8割に当たる81車両に搭載した。

顧客 配送状況を即時把握

デジタコ位置番デジタコ位置番走行データの記録だけでなく、温度センサーが取得した庫内温度の情報も把握できる。81車両のうち50車両では、テレコムが提供するASP方式の位置管理サービス「デジタコ位置番」を利用。事務所側のパソコンで車両の位置や作業状態が分かるほか、インターネットを経由して荷主側のパソコンでも配送状況をリアルタイムに知ることが可能だ。

テレコムを選んだ理由

テレコムを選んだ理由について、新田洋副社長は「運送会社の立場で、われわれの注文に応え、使いやすいシステムを作ってくれたから」と話す。「導入以前は、早く仕事を終えて帰って来るドライバーが優秀だと思っていた。しかし、デジタコの公平な評価でみると、時間がかかってもきちんと安全運転しているドライバーのほうが点数は高い」ことが分かったという。ドライバーがデジタコに順応できるか心配したものの、「操作方法が簡単なので、慣れるまでに時間を要しなかった。意外に、若年者よりベテランのほうが早く慣れた。」

速度管理OK 追突事故激減

交通事故や物流事故ゼロセイホー運輸では、教育担当者が各営業所を毎月二度、巡回指導し、全社員参加で交通事故や物流事故ゼロを目指す運動「SST(セイホー・セイフティー・トランスポート)」を実践している。 新田氏は「デジタコのデータを使うことで運転面の指導がやりやすくなったほか、適切な速度管理が可能となり、有責の追突事故はほとんどなくなった」と説明する。次のステップとして、エンジンを二千回転以下で運転するよう目標を定めた。

「ベテランでも難しい運転だが、デジタコを活用してドライバーのレベルを一定に保ちたい」と意欲を見せる。 安全運転の徹底により、燃費面の効果も表れ始めた。燃料消費率はデジタコ導入以前に比べ15%改善。「デジタコ装着車両を増やせば、燃費はさらに改善する」と考えており、来年中には保有全車両に取り付ける方針だ。

販売機会 ロス防ぐ

デジタコ位置番を利用することで、荷主側もインターネットを経由して配送がどこまで終わっているか確認できるので、「万一、遅配があった場合にも、荷主が次の配送先に連絡して対応を図り、販売のチャンスロスを防げる」と荷主にアピールしている。

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