デジタルタコグラフ

導入事例

Fast substance logistics

Case study

2024年問題は逆にチャンス

デジタコを利用した労務管理で拘束時間も短縮。法令遵守の理想の運送会社へ。

Profile

Fast substance logistics様は、一都三県 中近距離輸送をメインとした、BtoBの運送会社様です。2024年問題を逆にチャンスと捉え、大手物流会社出身者を中心に理想の運送会社を作るべく起業。すでにドライバー15名まで成長されています。
これまで培った経験をもとにDX化を推進。事務処理にかかるドライバーの拘束時間の短縮などを気に入っていただき、富士通デジタコ「DTS-G1D」を導入されました。

株式会社Fast substance logistics
創 業:2023年3月
代表者:代表取締役 松代早実
所在地:神奈川県横浜市都筑区富士見が丘17-5
従業員数:22名
URL:https://fslogi.com/
取材先
管理部長 武田様
※役職等、掲載情報は全て取材当時のものです。

導入のきっかけ

導入前はどのような問題がありましたか?

2024年問題(自動車運転者の労働時間等の改善のための基準)に向け、少しでも労働時間を削減する必要がある中、運転日報の作成にかかる時間は「1日15分としても1か月で5時間」となり、ドライバーの貴重な時間を事務処理に使ってしまっていることが最大の課題でした。

手書きの運転日報は、記入漏れや記入ミスも発生しやすく、確認や訂正に余計時間がかかるため、DX化が必要でした。
また、休憩時間の申告についても、申告内容に個人差があることが課題でした。運行中に休憩を取得していても、帰社後に失念してしまい休憩できなかったと申告してしまうドライバーもいます。逆に昔ながらのドライバーは、休憩を取れていなくても取れたと偽って申告してしまうことがあります。
これらは適切な労務管理の障壁となるばかりか、将来的に労働審判・労働訴訟へ発展するリスクも内包しており喫緊の対応が急務でした。

そして、現時点で「誰がどの車両でどこにいるのか」を電話やショートメッセージなどで確認するのは時間がかかり、全体像を把握した時には既にズレが生じてしまいます。
これではスポット案件の配車や事故発生時などの対応が後手に回ってしまうため、リアルタイムな位置情報管理の重要性を認識しておりました。

DTS-G1D 導入事例 Fast substance logistics

お話を伺った 武田様

導入の決定

デジタコDTS-G1Dを選ばれた理由は?

大きな投資ですから徹底的に調べました。各社のフラッグシップモデル(シリーズの中で最も高品位のモデル)に機能差はほとんどありませんでしたが、ユーザーインターフェイスでDTS-G1Dに優位性がありました。

初見でも迷わない操作性、高齢ドライバーでも見やすい大画面、他のシステムと連携できる拡張性の高さが決め手となりました。

導入事例 車内に取付けたデジタコDTS-G1D

車内に取付けたデジタコDTS-G1D

導入の効果

デジタコDTS-G1D導入して、いかがでしょうか?

ドライバーの拘束時間は期待通り短縮でき、運転日報の管理にかかる時間については、ほぼゼロにすることができました。
労務費は間違いなく削減でき、空いた時間を他の業務に従事させることで、より生産性の高い、効率的な経営体制を構築することができました。

また、株式会社Azoop様のサービス「トラッカーズマネージャー」とのAPI連携で、改善基準告示の履行状況や430休憩が適切に取得できているかを日報を読み解くことなく確認することができ、労務管理の精度が大幅に向上しました。

そして、事故が発生した際も遠隔で動画を取得することができるので、その後の対応のスピードや手続きがスムーズに行えるようになりました。
安全日報は個別指導にとどまらず、ドライバーミーティング時のディスカッション材料にすることで、危機感の共有や情報の周知に活用しております。

導入事例 DTS-G1Dのリアルタイムな運行管理

DTS-G1Dのリアルタイムな運行管理

今後の展望

今後の展望・要望を教えてください。

当社では法令に定められた車格だけでなく、1tバン以上の全営業車両にデジタコを搭載しております。これは全てのシステムは全社に適用することで、はじめてその真価を発揮するというのが基本的な考え方だからです。よって、今後も導入するすべての車両にデジタコを装備することを決定しております。

通信環境のさらなる発展が前提となりますが、リアルタイムマルチモニタリング機能やデジタコ本体側でもITP-WebService(富士通デジタコと連携するクラウドサービス)が利用できるようになれば、さらなる利便性の向上に繋がると思います。

また、荷主との「積込確認・完了確認・運行実績の同意」などができるようになると、デジタコを基幹システムとして運送業にかかる全業務を集約できるようになるのではないかと期待しております。

導入事例 Fast substance logistics様の車両

Fast substance logistics様の車両

導入機種

富士通 デジタコ DTS-G1D

富士通 デジタルタコグラフ DTS-G1D

クラウドLTE通信ドライブレコーダー搭載GPSITP-WebService V3モービルアイ連携ナビゲーション機能免許証リーダー

ドライブレコーダー搭載 人気のデジタコが大画面タッチパネルに。新機能追加。カメラは最大6台接続可。

商品紹介

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